車いすリフト付き ユニバーサルデザイン キャンピングカー キャラバンベースが完成! | 株式会社ケイワークス キャンピングカー&トレーラー
車いすリフト付き ユニバーサルデザイン キャンピングカー キャラバンベースが完成!
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車いすリフト付き ユニバーサルデザイン キャンピングカー キャラバンベースが完成!

2024年4月14日
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ハンディーがあっても楽しめる!
みんな平等にHappy Lifeを
ユニバーサルデザイン キャンピングカー
ユニバーサルデザインキャンピングカー
キャラバンベースが完成!
一般的には、福祉車両と言われている
車椅子リフト付きの車両ですが、トヨタをはじめ、
各自動車メーカーから販売されていますが、
ワンボックス系のモデルは、介護施設等への移動が
目的となっている構造のため、家族で出掛けるには
難があるのが実情です。
私は、キャンピングカービルダーを生業としながら、
家族に寝たきり、車椅子の子がいるので、
遠方への家族旅行はもとより、お客様との交流の場
として続けている、キャンプイベントにも参加
出来ていない状況でした。
そこで、5年ほど前から、車椅子リフトがついた
キャンピングカーの開発にチャレンジし、
協力者様と共に、開発に至りました。
早速完成車両を使って、自社のキャンプイベント
『星空キャンプ』でテストを兼ねて家族参加!
初めて皆様とキャンプを楽しむことが叶い、
その後も、キャンプイベント、家族で遠出したり
楽しめるようになりました。
しかし、はじめに完成したキャラバンベースの
キャンピングカー(LIVE)をさらに使い、
遠方など旅行へ出かけてみると、色々と問題課題
に気が付き、このまま同じような境遇で困って
いる皆様にお届けするには、再度作り直しを
しなければ改善できないという判断をしました。
収納部分からキャビネット本体を作り直し、
介護の為にアクセスする通路を確保するなど、
細かな部分から、重要な改善箇所まで、隅から
隅まで検証をしてみました。
NEXCO中日本から、サプライズの連絡!
そのようなタイミングに、運よくネクスコ中日本
担当者様より、連絡が届きました。
NEXCO中日本の事業として、ハンディーを持つ方も
高速道路を使って楽しく出かけていただけるよう、
ユニバーサルキャンピングカー製作の企画について
相談をいただきました。
そこで、全て1から製作するよりも、「完成した
キャラバンの問題点を改善して、作り直しては」
ということで話がまとまり、Makuake による
クラウドファンディングで資金を募り、
キャラバンLIVEの改善計画は、実行に至ること
ができました。
完成したキャラバンLIVEの利便性は様変わりし、
我が家で実証実験の為に、休憩を含め、
片道4時間以上かけて山中湖へ出かけ、
1泊2日の旅行に出発、道中実際に使用すると、
改善点はほぼ消化され、様々な条件の方でも、
本当に使えるユニバーサルデザインキャンピングカー
が完成したと、実感しました。
我が家は、重度障害のため、通常の食事は取れず
おむつ交換は必須です。我が家より軽度の方が
ほとんどかと思いますので、よろ多くの皆さんに
使っていただき、ハンディーがある方々、ご家族
の皆様共に、くるま旅や、アウトドアライフを
サポートさせていただきたいと思います。
難易度の高いユニバーサルデザインキャンピングカー
について、いきなり購入しようなんて考えずに、
先ずは、キャラバンLIVEを使っていただくことで、
今まで諦めていた、本当にご家族で楽しめること、
豊かさを感じられること、ハッピーな未来像を
イメージできてから、それぞれの条件に合わせた、
必要な装備やカスタムが可能かなど、実現に向け、
経験のある私共と、十分に検証させていただくこと
を、お勧めします。
以下、改善点について、ビフォー、アフターを
まとめましたので、ご紹介させていただきます。
 
新 UD キャンピングカー キャラバンLIVE レポート
 
UD(ユニバーサルデザイン)キャンピングカー
NEXCO 中日本 共同事業
みんなで行こう レンタルキャンピングカー
バリアフリー旅行・キャンプ プロジェクト
2020年 12月 25日
プロジェクト支援  1416700円成功!
プロジェクト コンセプト
UD(ユニバーサルデザイン)キャンピングカー
LIVEの開発に着手して、早3年以上となります。
LIVE は、躍動的に生きる
UDデザインキャンピングカーのコンセプトネーム
でもあります
私自身の家族に、2歳の時に交通事故によって
寝たきり生活を送っている長男が居るのですが、
キャンピングビルダーである自分の家族が自由に
出かけられない状況でした。
長距離旅行や、お客さまと共に楽しむ自社主催の
キャンプイベントにも家族で参加できない状況に
疑問を持ち、キャンピングカーのノウハウを活かし、
単なる移動手段だけではなく、デザイン性が高く、
車内で介護も可能、車中泊もできて、出掛けること
にあきらめから、豊かな気持ちにさせてくれる、
ユニバーサルデザインの、キャンピングカーの開発
を決意しました。
協力会社様との思いも重なり、その間にプロトモデル
オーダー車両等、5台ほど開発、完成に至りましたが、
販売に至るまでに、税制優遇の実態や皆様それぞれの
環境により条件も異なる為、個別の強く求められる
ご要望をパーフェクトに設計することには、ハードル
が高く、想定以上の障壁が立ちはだかり、考え方を
改め、レンタルできる万能型のUDキャンピングカーを
完成させて、
「同じ環境で困っている方々のお役に立ちたい。」
と考えることにしました。
3年間試行錯誤した結果、自身の家族による実体験が
功を奏し、「これならさまざまな状態の方、ご家族様
も実際に使える!」と確信が持てたので、キャラバン
スーパーロング(全長5.08m)、標準ボディー幅の
ボディーサイズを活かし設計、完成させることが出来
ました。
しかし、実際に使ってみると、机上で設計した際には、
全く気付かなかった問題が、実際の使用を重ねると、
次々と浮き彫りとなり、大幅な改善に気付かされた
のですが既に大金を投じて進めてきた事業の予算は
枯渇状態でした。そこで、クラウドファンディングを
立ち上げ障害を持つ方々も、くるま旅を楽しみに、
豊かなライフスタイルを実現させるために、その一助
を担おうという決意のもと、一度完成した架装を
全て撤去し、浮き彫りとなった問題点をひと通り
改善案を検証しまとめて、クラウドファンディングに
より出資いただいた資金を元に、一から全て設計製作を
やり直す決意をしました。
当初想定していた予算も開発期間も、大幅にオーバー
してしまいましたが、NEXCO中日本 担当 久保田様を
初め、多くの協力者様のお陰で、無事完成に至りました。
この場を借りて、深く御礼申し上げます。
車両完成後には、早速、我が家で1泊2日の山梨県 山中湖へ
旅行に出かけましたが、旧モデルからの改善が功を奏し、
快適かつ安全にくるま旅を楽しむことが叶いました。
改善の検証、設計、製作、完成に至るまで、おおよそ
1年半もかかってしまいましたが、これならハンディーを
持つ方々、ご家族の方々、皆様に喜んでいただけると、
確信が持てる『キャラバン LIVE』が完成しました。
完成したキャラバンLIVEは、ハンディーを持つ方々と、
ご家族の皆様が、みんな平等に、ご家族で旅行、
アウトドア、くるま旅を楽しんでいただけるよう、
レンタカーとして貸し出しも可能にしました。
キャラバンLIVE を使って気兼ねなくアウトドアライフ
を楽しんでいただけるよう、岐阜県郡上郡ひるがの高原
に、自社のRVサイトを造成しています。
さらに、パートナー施設や、リゾート施設も連携し、平等で
より豊かなライフスタイルの実現に努めてまいります。
生まれ変わったUDキャンピングカー LIVEを解説!
生まれ変わったUDキャンピングカー LIVE の改善点を
下記にまとめましたのでぜひご一読ください。
これは私共の経験をもとにした、貴重なノウハウで
ありますが、1人でも多くの方々に、
豊かなキャンピングカーライフをお届けしたい思い
から、開発ポイントとノウハウを、お伝えさせていただきます。
改善点リスト
右側に車椅子横側にアクセスするための通路スペースを確保
 
Before
車椅子乗車している方に後方からアクセスする
頻度は多く、その際左側は車椅子リフトとギャレー(キャビネット)
があるので通路としてスペースは取れない。
右側も高さ725mmのキャビネットが収納、電源装置の
格納のために配置されており、人が通ることができない状況。
この点は、リフトの両側にアームがあるタイプの
メーカー系の移動を目的とした福祉車両も同じです。
弊社はデザインと、機能性、利便性を共に満たす為に、
イタリア製 フィオレラリフトを採用しています。
AFTRER
右家具の形状変更
高さ725mmから、ベッドマット展開時と同じ高さの
400mmに下げることで、ナローボディーの車幅でも、
1.左家具(ギャレー)
2.車椅子固定スペース(荷物スペース)
3.右側に人が移動できる通路スペース
をそれぞれ確保。
説明しなければ、気が付かないような箇所ですが、
通路と介護スペース(横掛け補助席)は、介護という
本質的な目的を考慮すると、最も重要な改善箇所です。
工夫として、家具上部にベッドマットをセットし、
400mmの高さの上部はクッション性があり、
膝をついて後方から前方に移動しても痛くなく、
そのまま横がけの補助椅子にアクセスできるので、
車椅子の方を介護する人に優しい設計となっています。
この工夫により、スライドドアからアクセスに
困難且つ適所に無かった介護スペースが確保できた為
介護時の姿勢も楽になり、負担が少なく介護できる
ようになるように改善されました。
電源装置は、スリムな独自製品の薄型リチウムイオン
サブバッテリーによるシステムを、コンパクト且つ
無駄なく配置。
これにより、高さ400mm のロータイプの電源
キャビネットと共に、キャビネット上にベッドマット
クッションを伴う通路、介護スペースが実現。
リチウムイオンサブバッテリーシステムは、
200Ah (2400Wh) を有するハイスペック仕様、
介護中は車両のエアコンを稼働させる為、
電源としては十分すぎる程の容量、パワーである。
 
充電系統
 
走行充電は60Ah、
100V外部電源チャージャー50Ah
ソーラーパネル(MAX23Ah〜24Ah)
合計 MAX130Ahという超ハイスペック
サブバッテリーは、2時間弱で満充電となります。
200Ah リチウムイオンサブバッテリーの
バッテリーインジケーターは、充電状態を一目で確認
できます。
ソーラーも常時発電、充電しているので、日中ですが、
バッテリー100%ですね。
電源は主に以下に使用します
・冷蔵庫電源
・TV AV機器の電源
・通信機器の充電
・介護機器の充電
・ウォーターポンプ
・エアコン(OP)
・その他
ベンチレーターの追加
さらに介護スペース上部には、エアーベンチレーターを
追加装備、オムツ交換時など、臭いを伴うときには、
ファンを回すことで換気され、車内に臭いが籠らないので、
快適を保ちます。
オーバーヘッドコンソールの改善
 
Befor
左側家具は、下部のギャレーよりもラゲッジセンター
に向かってはみ出しており、車椅子乗車している方
の頭上空間の圧迫感まで引き起こし、立ち上がると、
頭をぶつけてしまいます。
左上部に、深い奥行きに設計したオーバーヘッド
コンソール収納棚は、介護用品、特にオムツ
など収納することを想定して採寸、コンソールの
大きさ容量想定しを、ゆとり持って設計することで、
利便性を高められるようにしましたが、実際には
車内を移動する際に頭をぶつけてしまい、邪魔な
装備となってしまった。
消耗する介護用品は、実際にはバッグに入れる
ことがほとんどなので、私の妻曰く
「必要ない」
とのことでした。
実際に使用される方の環境にもよりますが、
レンタル、シェアなどの利用環境においては、
皆さまそれぞれ、使用する用品が異なる為、
実際に使用してみると、一般的なキャンピングカーの
設計の考え方とは全く異なり、介護を伴う車両の場合、
収納は必要ですが、なるべく厚みを持たせずに、
薄く設計し、狭い車内に置いて、上部も移動しやすい
空間への工夫と配慮が重要だということに、実際に介護
する妻の声から気付かされました。
After
左側ヘッドコンソールは、必要な容量は確保し、
車内中央への出っ張りは、形状変更で大きく改善し、
介護用オムツ等は、必要量は出かける時に準備して、
常にバックに入れておくので、オーバーヘッドの
使い方は自由ですが、別の用途で使用できるように
しました。
右側は、飾り板にネット収納のみとしたので、
真下の通路、介護スペースの頭上の空間は、空いて
います。
ネットは、ちょっとしたものを入れるのに、
思った以上に便利。ユニバーサルデザインの如く、
全体が木目調でデザイン性も大きく向上しました。
セカンドシートの進化
Before
スライドドア開口部の、エントランスまでシート本体が
セットされているので、車椅子固定や後方へ乗車を阻害。
フラットにした場合は、シートの隙間を体を横にして
後部にアクセスし、サードシートがあるので、シートを
乗り越えなければ、後部の車いすエリアにアクセスする
ことが出来ない状況でした。
AFTRE
開発当初は、セカンドシートは固定タイプのREVO
3人掛けシートを設置していたので、シート本体が
稼働するスライドレールは無く、前後240mmの稼働
域でしたが、バタフライ仕様に変更、
シートの座と背を格納すると、幅300mmになり、
サートレールによる可動域は約1mもあるので、
前後のスペースを自由自在に確保が可能に改善しました。
畳んだ車いすをセカンドシート前に格納
シートスライド機構により、セカンドシート前に、
車いすを格納できるスペースを確保できれば、
ベッド展開時に車いすを畳んで移動して格納すれば、
車内に収まった状態でフルフラットベッド展開時の
便性が向上します。
シートがスライド出来ると、車いす乗車との対座
距離も調整できるので、コニュニケーションが
取りやすく、車いす乗車の方の不安感も無くなる
ので、バタフライタイプに変更しました。
乗車定員は、車椅子も1名とすると、介護用補助席も
入れて7名乗車となります。
実際には、車いす以外に、
大人4名または、大人2名子供3名がゆったり乗車できる
レイアウトイメージです。
セカンドシートの変更により、実際に使いやすくて、
合理的レイアウトに改善することが出来ました。
セカンドシートは、
フルフラット
座面背面を前後展開
共にできるので、車椅子から一旦移乗させて、
ベッド展開できてから、フルフラットベッドに
移乗させてあげることが可能です。
あらゆる状況に対応できるマルチな仕様へと
大きく進化しました。
介護者を寝かせる為の、具体的なアクションは以下の手順
1)フラット展開で移譲
2)車椅子を格納
3)セカンドフラットシートへ移乗
4)ベッド展開でフルフラット位置へ移動
4)休憩・介護・就寝
サードシートは撤廃
運転席と車椅子の距離感が感覚的にかなり遠く感じる
ことは、車椅子に固定されている方は、不安を感じます。
サード部分のフラット展開は、サードシートを
倒すだけだったので簡単でしたが、セカンドシート
の間に格納しても距離が生じ、感覚的にも遠く感じます。
後方へ移動するさいの障壁にもなるため、標準幅の
ベース車両の場合、後部フルフラット展開の構造は、
ベッドマットによる展開の方が機能的で優位性が高い
と判断しました。
After
後部フルフラット展開
フルフラット展開と、車椅子の格納
 
ベッドマットによる、フルフラットベッド展開
フルフラットベッド展開時に、車いすの格納を
どうするかですが、通常の車椅子はの場合は、
折り畳み、運転席、助手席裏に、セカンドシートを
スライドバックさせた間に格納できます。
 
※バギータイプの場合は、サイドオーニングを出して、
車外でカバーをしておきます。
3列シート、補助席について、
皆様からのご要望、質問を想定して補足
3列シートの対座による、リビングレイアウトは
魅力的で、キャンピングカーとしては需要が高いが
標準ボディーベースの、UDデザインキャンパー
としては、優先順位が下がる為見合わせることと
しました。
ただし、ハイエースバン スーパーロングベース
新型、ハイエースLIVEでは、補助席兼
前向き乗車装置として、スライドレール付きの
シングルシートをカスタム装備可能にしました。
状況、ご要望により、必要な施工はお承りできます。
詳しくは、ケイワークスホームページ、
LINE、メールお問い合わせ欄より、
お気軽にお問い合わせください。
上段ベッドは、ニーズがあればオーダー製作
旧タイプの上段ベッド
要介護者の方とのくるま旅の際、私の家族を例に
すると、車中泊の機会は少くなりますが、健常者の方
だけで使う場合や、ある程度動ける方による長距離
のくるま旅など、お子様用の上段ベッドが必要になる
ことが想定されますので、新型の場合、使用される方
の環境、状況に応じて左右キャビネットに上段用の
ベッド受けを、木製または、金属製でオーダー製作も
ご相談を承ります。
家族みんなが Happy Life の実現
それでは、また次回をお楽しみに!
黒田拝

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