キャンピングカーでの車中泊では、冬の寒さや夏の暑さは大敵です。その対策に、冬はFFヒーターを導入し快適な温度管理が可能となりましたが、夏の暑さ対策には、いろいろ問題も多いようです。電力消費量の大きな冷房専用エアコンの場合、バッテリーで駆動させるにはバッテリー容量が相当量必要ですし、それを充電する時間となったら大変です。やむなく夜じゅうアイドリングをかけて、車載クーラーを回し続けるということにもなりますが、インバーターと連動し、なおかつベントもなされないかぎり、寒くなりすぎて身体に害であるばかりか、アイドリングによる環境への影響も懸念されます。アイドリング音が、周囲の方々への騒音となってしまう場合もあるでしょう。しかし、キャンピングカーにしっかりした断熱処理が施され、風通しさえよければ、クーラーが無くても、真夏でも夜ならば暑さをしのげる場合が多いもの。予備として、消費電力の小さなタイマー付きポータブル扇風機を車内に常備する方もいます。
いずれにしても、キャンピングカーが、普通車と圧倒的に異なるのは、快適な就寝を得るために可能なかぎりの設備をもっている、ということなのです。そのひとつが、床下・ボディ・天井に貼りわたされた断熱材。しかし、住宅ではありませんから、重たい断熱材を敷き詰めてしまうと、車両重量を大きく増やしてしまい、燃費にも響いてきます。この断熱処理の良し悪しが、キャンピングカーでの過ごしやすさを左右するのです。KWORKSでは、軽量でありながらも、断熱効果にすぐれた素材を吟味し、隙間やブレのないよう緻密に貼りこみ、中途半端なテープ貼りなどで誤魔化していません。また、断熱材を貼れないタイヤハウス上部などの箇所には分厚い断熱塗装を施し対応しています。
300Ahのバッテリー容量を載せると、平均500W稼働のインバータークーラーを、エンジン停止状態で6時間以上稼働させることが可能です。日中ソーラーパネル給電を稼働すれば、さらに長時間使用が可能になります。
また、現場に発電機や100V電源がある環境においては、標準装備の外部電源システムの活用により、家に居るのと変わらない居心地の快適空間が実現します。色々な家電が使えるのはもちろんですが、エアコン稼働は、キャンピングカーにおける長年の課題でしたが、リチウムイオンバッテリーとソーラーパネルの組み合わせにより、クーラー稼働を実現したサブバッテリーシステム「メヴィウス」は、当社最大の特長です。
暖房は、同じくエンジン停止の状態でも省電力で稼働するFFヒーター(オプション)を搭載可能。稼働時には7~8Ah通常稼働時はたったの2Ahほどでヒーターが稼働します。同時に燃料(ガソリンまたは軽油)も消費しますが、一晩稼働しても約2L程の消費量となり、キャンピングカーでは当たり前のように装備され、真冬の現場や緊急災害時にも必要不可欠な装備です。
ハイエースキャンピングカー・オーロラスタークルーズシリーズ、デリカD5クルーズ、軽キャン、 国産トレーラー・トレイルワークスの開発、販売を行うケイワークス-KWORKSです。バンコンバ ージョンキャンピングカー&トレーラーのことなら是非ケイワークスへ!