『ケイワークス 開発室通信』第15回 トレーラー用FFヒーターについて

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
自由気ままに楽しむ
キャンピングカー
移動可能なテレワーク
モバイルオフィスカー
もしもの災害に備える車
__________
こんにちは!
開発の春田です。
今回はこの時期に欲しくなるFFヒーターについてのご紹介です
FFヒーター自体についての詳細はネットで調べて頂くとして
トレーラーにFFヒータを設置した場合のメリットとデメリットを
簡潔にご説明します
トレーラーのFFヒーターのメリット
・排ガスが車内に充満しない
→空気を取り込んで燃焼し、燃焼後の排気を車外に
排出しているので、空気の入れ替えは必要ありません
一酸化中毒の心配が少ないです
・外部電源のない場所でも暖をとることが可能
→FFヒーターを動かすための最低限の電気は必要ですが
燃料を灯油としているので、比較的どこでも手に入りやすいと
いうメリットはあります
・燃費が良い
→一晩1~2ℓあれば暖をとれます
灯油94円と想定して一晩200円かかりません
・エアコンに比べて寒い環境に強い
→スキー場や標高の高い場所で宿泊する場合には
FFヒーターの火力は安心感があります
設定上は35度まで可能で、痛いぐらいの熱風でます
吹き出し口も低い位置にあるので効率的に車内が
温まり易いと思います
トレーラーのFFヒーターのデメリット
・タンクに給油が必要
→ハイエースなどの自走車はガソリンタンクから
直接給油が出来るので、自分で給油の
必要がありませんが、トレーラーは別体式のタンクに
給油する必要があります。
私が思いつくデメリットは上記ぐらいでしょうか?
人によってはコストが最大のネックかもしれません
弊社のトレイルワークスはエアコンが付いているので
FFヒーターのメリットが薄いと思われがちですが
スキー場で多くの時間を過ごす機会が多い方や
災害時に暖をとる手段を複数持っていたい要望
には最適かと思います
トレイルワークスの施工例
・LOUNGEの場合
FF用のBOXを新たに製作し施工します
フロントの家具にスペースを区切って設置することが可能です
MS、GARAGEのシンクの家具は一番下のスペースが
電装スペースとなっているため、そこにFFヒーターを設置します。
見た目はかなりスッキリと収納できます
LOUNGEと比べた場合のデメリットは給排水のタンクが
19ℓ→10ℓになることです
FFヒータ施工について簡単に解説いたしました
注意点として
排気ガスが車内に出ないとはいえ
換気は必ず行ってくださいね!
換気は結露対策に大変有効です
もちろんコロナ対策にも
また吹き出し口は大変高温になります
特に小さいお子様は皮膚が弱いので
注意が必要です
もし解らない事が御座いましたら、本社開発室まで
お気軽にご相談ください